株式会社大山会計

リスクマネジメント

リスクマネジメント

そもそも「リスク」とは一般的には単純に「危険」と定義され、リスクマネジメントとはリスクを管理することと言われています。リスクには政治経済、自然災害、金融、景気、法改正など、予期できる・予期できない事由が幅広く存在します。また、原因と結果の関係性が判明しない事由も起こり得ますが、ここでは、「生命」「財産」「資産」をリスクから守る方法手段として、生命保険・損害保険加入アドバイスについてご紹介させていただきます。

一口に保険といいましても、保険会社は現在、生命保険会社(金融庁届出)数は41社、損害保険会社(金融庁届出)数は52社もあり、販売される保険種類・商品数は膨大な数があります。その中から、1社毎、各人にあった保険を探すためには、保険商品そのものの特性を理解したうえで、保険会社ごとに比較検討することがお客様の利益にとって大変重要になります。また、保険商品のみの知識にとどまらず、保険業界の趨勢、金利の動向、保険会社の安全性(格付けやソルベンシーマージン)の確認といった専門性の高い知識を必要とします。

お客様のご要望を満たす保険を選択するためには
  • 1お客様の保険加入の目的を明らかにする
  • 2目的に合った保険商品を探す
  • 3目的に合った保険金額・保障期間・保険料を的確に選択する

という3つのポイントがあります。また、すでにご加入されている保険が上記の3つのポイントに合致しているか、お客様の要望と食い違っている点はないかを確認するために、当社では「加入保険診断サービス」を行っております。加入されている人ごとに、保障内容や保険料を一覧表にするサービスです。保険が目的と合致していれば、加入を継続していただき、違っている点があれば、問題解決するために加入保険の見直しや特約の付加・解約、新しい保険の検討、加入のお手伝いなど、単なるアドバイスのみにとどまらず行動レベルまでお手伝いさせていただきます。

【1】企業・法人様へのアドバイス

企業・法人を経営されるうえでは様々なリスクが存在しますが、毎年の事業計画や中期経営計画の中にリスクヘッジの対策を織り込むことが求められます。可能な限りリスクを洗い出し、対策を打てる事柄に対しては、保険を活用して対策を講じていきます。

ご加入の目的は
①経営の安定/②資産・資金の保全/③商品への責任/④人材の確保/⑤福利厚生/⑥事業承継等が考えられます。
生命に関わるリスクに対応する保険

生命保険、傷害保険、所得補償保険、医療保険、がん保険

財産に関わるリスクに対応する保険

火災保険(地震保険)、動産保険、個人賠償保険、生産物賠償責任保険、自動車保険、請負賠償保険

資産(資金)に関わるリスク

長期定期保険、貯蓄性の高いがん保険・定期保険、中小企業退職金共済制度、企業型確定拠出年金(401K)

当社では決算内容やキャッシュフロー、今後の資金計画、事業承継計画を勘案したうえでお客様に最適な保険商品の提案をします。決算期には保険がお客様のニーズに合致しているか、確認をするアフターフォローが大切です。見直しをする時のために、加入保険と解約返戻金の推移を一覧表にしておくことをお勧めいたします。

【2】個人様へのアドバイス

性別、年代、居住場所、家族構成、生活スタイルは人様々で、かかえるリスクもお顔と同じ様にお一人お一人違います。大切なことは「いつ」「何が」「どのように」起きるのかを予測して、事前に対策を講じることです。社会人になり、ご結婚され、お子様が誕生し、マイホームを購入し、お子様が進学され、お子様が独立し、ご自身が定年退職を迎える…つまり、ライフイベントに沿ったリスクヘッジが必要になります。

ご加入の目的は
①万一に備えて/②病気・けがに備えて/③損害賠償に備えて/④結婚・出産に備えて/⑤住宅取得に備えて/⑥老後資金に備えて/⑦相続に備えて
生命に関わるリスクに対応する保険

生命保険、傷害保険、所得補償保険、医療保険、がん保険

財産に関わるリスクに対応する保険

火災保険(地震保険)、借家人賠償責任保険、個人賠償保険、団体信用保険、自動車保険

資産(資金)に関わるリスク

学資保険、個人年金、個人型確定拠出年金、介護保険

個人加入の保険の見直しは、就職した時・ご結婚された時・お子様が生まれた時・住宅を取得される時・定年退職される時、など人生に大きな変化が発生する場面で必要になります。また、家計の収支内容に変化が起きた場合も同様です。保険料の負担は継続しますので、家計に無理のない保険加入を検討することが大切です。加入内容を一覧表にしておきますと、見直しの場合には大変便利ですのでお勧めいたします。