株式会社大山会計

フィナンシャルプラン作成

あなたのかなえたい夢は何ですか?

フィナンシャルプラン作成

「将来はこうなりたい、こんなことをしたい」という願いを法人様も個人様もお持ちです。ご家族や従業員様とかなえたい夢のために、しっかりとお金の計画を立てましょう。それがフィナンシャルプランです。
一般にフィナンシャルプランと言えば、個人のお金のプランニングと取られますが、キャッシュフロー表、いわゆる資金繰表が法人様にとってのフィナンシャルプランと言えます。法人様は毎月の巡回監査時に会計担当者と一緒に確認をされると思いますので、ここでは個人のフィナンシャルプラン作成についてサービス内容をご案内します。

フィナンシャルプラン作成にあたり準備していただくもの
  • 年間の手取収入額、預金通帳、有価証券の現金価値、固定資産税通知書(住宅をお持ちの方)、保険証券、その他の金融資産がわかるもの
  • ※住宅ローン返済表(住宅をお持ちの方)、ローン返済表(住宅以外にローン返済のある方)
  • ※家計簿(つけていない方は後述)
ご準備が整いましたら、以下の流れで一緒に考えながら、フィナンシャルプランを作成するお手伝いをさせていただきます。
①将来の未来予想図の作成

「ライフプラン」とは文字通り「人生設計」です。将来の夢や実現したいことを、お聞きしてライフイベント表(ご家族の年齢とイベントを記入した表)に落とし込みます。ご自身が何歳の時に、何があり(お子様の小学校入学とか)、何にいくら必要かを考えます。その際に優先順位も付けてみましょう。ライフイベント表とマネープラン表が完成しますと、おおよその必要な金額と、必要な時期が明確になります。

②家計簿診断の実施

家計簿をつけていない方は、2か月で結構ですので、以下の項目を確認してください。 平均した支出額を12か月に換算して、さらに、年に1回の支払項目と金額を確認すると年間の支出額の概算が把握できます。あくまで概算で結構です。

手取額から年間支出額を差し引くと、家計が黒字なのか、赤字なのかがわかります。どの項目を減らせばよいのか、無駄な支出はないか、万一への備えは十分か、など多面的に検討することで、課題が明らかになります。ご一緒に課題の解決方法を検討し、実行することで夢の実現が近づきます。
③キャッシュフロー表を作成

家計の収支と貯蓄残高の年間推移表をキャッシュフロー表といいます。①のライフプランと合わせて、「いつ」「いくら」必要か、イベントごとに算出していきます。もし、喫緊にキャッシュフロー表の残高がマイナスになるようであれば、早急に②で判断した家計費のスリム化を急ぎます。病気と同じで、早期発見・早期治療が鉄則です。イベントの優先順位は時間的に近いものから優先度を高くします。20歳代の方が将来、老齢年金が不安だからと言って、50年も先の年金の心配をするよりも、結婚や出産に備える方が先であるということです。

④家計のバランスシートの作成

年に1回、時期を決めて資産と負債の状況を表にしてみましょう。
資産と負債の差額が、真の意味での資産と言える「純資産」となります。この純資産は家計の健全性を表しますので、資産と負債をきちんと洗い出し、バランスシートを一緒に作成しましょう。

⑤イベントごとのライフプラン相談

人生の3大出費(住宅・教育・老後)について、あなた様とご家族様のご要望・希望をヒアリングさせていただきます。

住宅費用

ローン返済をシュミレーションし、月々の返済可能額を算出して、物件選びの基準にします。住宅ローンを選ぶにあたり、金利の種類(固定・変動)、返済期間、返済方法(ボーナス払の有無)、繰上げ返済の手数料、団体信用保険料の負担方法など、詳細にわたりご相談にのります。また、金融機関は必ず複数から選ぶことをお勧めします。住み替えや住宅ローン借り換えについても同様です。
(2015年住宅支援機構の報告によれば、住宅の平均購入価格は 建売住宅:約3,320万円/マンション:約4,250万円 でした)

教育費用

子ども1人当たりの教育費用の総額(幼稚園から高校まで公立、大学のみ私立)は、約969万円(平成26年 文部科学省学習費調査より)お子様の教育コースにもよりますが、この金額に塾代やおけいこ事は加味されていませんし、クラブ活動が盛んな中学高校に進学されますと、さらに出費はかさみます。自宅から離れて、下宿生活を送ることになれば、さらに200万円~300万円が加わります。住宅ローンの返済と教育費の増加の時期が重なりますので、40歳代から50歳代は綿密な計画を必要とします。
一般的にお子様が生まれますと、学資保険を準備する方が多いのですが、元本割れする商品も多くありますので、加入の際にはご相談ください。

老後資金

シニア世代の方は今の貯蓄額で生活資金は不足しないか、公的年金は大丈夫か…と不安に思われる方がほとんどだと思います。総務省調査 平成27年度家計概況によれば、高齢夫婦で年金暮らし世帯の支出額は約28万円でした。
ご高齢になれば病気や介護の不安が増してきます。住宅ローンが完済されても、修理費用は別途準備する必要があります。一人暮らしになった場合に備えて、元気なうちから将来の計画を立てておくと安心です。

その他、生命保険の加入診断を行うことで、無駄な保険料を削減することも可能です。住宅ローンの借換えや繰上げ返済のシュミレーションも家計費改善の点から見て、有効な方法です。大切なことは人生設計というグランドデザインを描いてから、マネープランに落とし込むことです。漠然とした不安は、ライフプラン表、キャッシュフロー表、バランスシートを作成することで解消します。